近年マイクロプラスチック(直径5mm以下)やマイクロビーズ(直径1mm以下)の規制強化が米国や欧州で相次いでいます。
規制強化の背景にあるのは、深刻な海洋汚染だ。
世界の海岸に漂着するごみの8割以上はプラスチックといわれる。一方、欧州委によると、EU域内で年間に捨てられる2500万トンのプラスチックのうち、リサイクル用に回収されているのは3割に満たない。欧州委のメルティマンス第1副委員長は、「プラスチックの利用の仕方を改めないと、魚ではなくプラスチックが海にあふれる事になる」と警告している。
欧米の規制強化に反し、日本ではこの動きが遅い為多くの洗顔料、ボディソープ、口紅を含む化粧品全般、シャンプー、歯磨き等にマイクロビーズがスクラブ材として混入しています。
日本も近い将来規制強化に動きだすことは明らかで、マイクロビーズの代替素材として天然素材であるシラス、シラスバルーンが検討、採用させることを切に期待しています。